就活で選考を受ける企業をリストアップしてみると、名の知れた大手企業や人気企業ばかりに目をつけていませんか?
しかし、その就活の進め方は危険です。中小企業も並行して受けていかいのはかなりリスクの高い就活となってしまいます。
「なぜ中小企業を受けることがおすすめなのか」「中小企業を受ける際の注意点」や「優良中小企業の探し方」まで本記事を通して徹底解説していきます。
是非最後までご覧いただき、上手く就活を進めていきましょう。
↓就活エージェントに無料登録して就活のプロに相談する!
- 「キャリセン就活エージェント」
- 「キャリアチケット」
- 「Job Spring」
- 「レバテックルーキー」(IT業界志望の人におすすめ!)
[結論]大手志望の人も中小企業を受けるべき!
結論として、大手志望の人も中小企業を受けるべきです。もちろん、内定をもらった中小企業に入社するかしないかはあなた自身が決めます。
しかし、内定を出すか出さないかは企業側が決めることです。したがって、倍率の高くなる大手企業や人気企業だけを受けるのはかなりリスクの高い就活になり、1社からも内定をもらえないリスクにつながってしまいます。
この点に関しては、中小企業を受けることをおすすめな理由で詳しく解説していきます。
中小企業の規模はどれくらい?
ところで、中小企業とはどれくらいの規模の会社なのでしょうか。
中小企業庁の「中小企業・小規模企業者の定義」によると、資本金の額又は出資の総額及び常時使用する従業員の数によって中小企業の定義がなされています。しかし、各業種分類によって上記の額や人数が異なっているようです。
中小企業の定義による常時使用する従業員の数は、
- 製造業その他 300人以下
- 卸売業 100人以下
- 小売業 50人以下
- サービス 100人以下
となっています。
ただ、上記の中小企業の定義は「原則」であって、法律や制度によって異なる場合もあるそうです。
上記にあげた中小企業の定義は、中小企業政策における基本的な政策対象の範囲を定めた「原則」であり、法律や制度によって「中小企業」として扱われている範囲が異なることがあります。
中小企業庁:「中小企業・小規模企業者の定義」 (meti.go.jp)
就活においても、上記の定義はあくまで原則として、自身の働きたい企業規模感を想定しておくと良いでしょう。
とても少人数の会社で裁量を持って働きたい人もいれば、ある程度人数の多い会社で様々な人と関わりながら仕事をしたい人もいますよね。
中小企業を受けることがおすすめな理由
①圧倒的な自信と余裕が生まれる
就活では自信と余裕がとても大切になります。特に、就活では避けて通れない面接で、自信と余裕があれば、堂々とハキハキ受け答えすることができ、面接官から高い評価をしてもらいやすいです。
話す内容ももちろん大切ですが、長くても1時間以内の限られた面接ではそれ以上に見た目や第一印象、話し方が物を言います。
②自分が大手企業に合わない可能性がある
大手企業を中心に見ている人は、大手企業がいい理由を明確に把握しているでしょうか?ネームバリューや福利厚生が良さそう、安定してそうだからという理由で大手企業を目指すのは危険です。
なぜなら、名の知れた大手企業でも安定している、優良企業・ホワイト企業であるということではないからです。
また、仮にホワイト企業だとしても自分が大手企業に向いているとは限らないんです。
例えば、
- 将来、独立・起業したい
- 幅広く仕事がしたい
- 成長スピードが早い環境で働きたい
といった特徴を持つ人には、大手企業は合わず、入社後にミスマッチになってしまいます。
③自分に合った企業が見つかりやすい
中小企業やベンチャー企業の選考を受けるにあたって、企業研究をしたり、会社の人と話をする中で、大手企業よりも中心企業の方が合っているなと感じることがあるかもしれません。逆にやっぱり自分は大手の方が合っているなと再認識することもできます。
「大手企業しか受けない!」「中小企業しか受けない!」というのではなく、中小〜大手まで受けることで、自分に合った企業規模が見えてきます。
④後悔しない就活になる
ここまで述べてきましたが、中小企業〜大手企業まで受けて、最終的に入社する企業を1社に決めることになるので、就活後や入社後に後悔を最小限に抑えることができます。
中小企業を受ける際に意識したいこと
中小企業を受ける際に以下のような点を意識して、内定を獲得していきましょう。
- 優良中小企業を探す
- 逆求人型サイトで自分に合った企業からオファーをもらいつつ、口コミを確認する
- 受ける企業数を増やしすぎない
- 受ける企業の志望動機を徹底的に考える
- 面接後のお礼メールを送る
①優良中小企業を探す
優良企業と聞くと、大手企業が思いつきやすいかもしれません。
しかし、業界のトップシェアを誇っていたりホワイトな優良企業は、中小企業にも多くあります。優良企業なのに、就活生からの認知度が低く、採用数を獲得できないという企業もあるんです。
優良企業の探し方は「優良中小企業の探し方が分からない」を一挙解決!優良中小企業の探し方を解説!で詳しく解説していきます。
②逆求人型サイトで自分に合った企業からオファーをもらいつつ、口コミを確認する
優良中小企業を探すのには手間や時間がかかりますよね。
そこで、自分に合った企業からオファーをもらうことができる「逆求人型サイト」を活用するのがおすすめです。
企業は自分のプロフィールを見てオファーをしてくれているので、自分にマッチした企業である可能性が高いんですよね。注意としては、逆求人型サイトに掲載しているオファーが来る企業は必ずしもホワイトな優良企業とは限りません。
そこで、オファーされた企業の口コミを調べて、あまりにも評判が悪い企業は避けたり、口コミの評判が自分の許容できる範囲の企業であればオファーを受けるなど自分の中で軸を明確化しておきましょう。
評判が悪くても、自分にはとても合っている企業の場合もあるので、選考を受ける中で、懸念点を聞いていくというのも良い方法です。
③受ける企業数を増やしすぎない
大手企業を考えていた人は、それらにプラスして中小企業を受けることになり、企業数が多くなりますよね。
しかし、企業数が多くなりすぎると1社にコミットする時間が短くなってしまい、どの企業の対策も中途半端で落ちてしまってはよくありません。
「そもそも受けようと思っていた大手企業は自分に合っていて本当に受けるべき企業なのか?」
「受けようとした中小企業は自分が内定をもらったら入社をしたいと思える企業なのか?」
自身に問いかけて受ける必要のある企業なのかを考えてからエントリー・選考対策をしていきましょう。
④受ける企業の志望動機を徹底的に考える
「第1志望は大手企業だし、中小企業の対策は手を抜いても受かるんじゃないの?」と生半可な気持ちで中小企業を受けていては中々受かることは難しいです。
しかも、今後大手企業を受ける際の経験にするためには、中小企業の選考で真剣に選考に取り組み、面接官の反応の把握や自分がどんな質問・深掘りに対して回答がしづらいのかという把握まで行い、次に活かしたいものです。
また、中小企業だから受かりやすいというものではなく、年数の浅い成長しているベンチャー企業や地域から愛されている企業は倍率が高くなることもあります。
内定が出たら自分が入社をしたいと思える中小企業を探し、その企業だから入社をしたいという想いが伝わる志望動機を伝えるようにしましょう。
⑤面接後のお礼メールを送る
面接後にお礼メールを送ると、気遣いや礼儀があると好印象を与えることができます。もちろん、お礼メールよりも選考の面接の方が大切なのはもちろんですが、送らないよりも送った方が丁寧な印象になりますよね。
大手企業は選考人数も多いので、見てもらえないか見ていても返信はない可能性があります。しかし、中小企業だと返信をくれたり、案外そのような細部への配慮をできている人を好印象的に感じます。
同じような評価をされてる就活生がいたら、お礼メールを送った就活生を採用したいと思いますよね。実際、社会人として働く上で、相手の立場に立った気遣い力や細部まで配慮する力は求められます。
「優良中小企業の探し方が分からない」を一挙解決!優良中小企業の探し方を解説!
世の中に中小企業はたくさんあり、9割以上中小企業が占めています。
そんな中、
「優良中小企業を探すのは難しく、どうすればいいんだろう?」と思いますよね。
そこでこちらの記事で、中小企業の探し方について詳しく解説しています。
その中でも優良企業を探すのにおすすめなのが以下の方法です。
- 表彰制度にて受賞されている企業を見る
- 就活エージェントで優良企業を紹介してもらう
表彰制度にて受賞されている企業を見る
企業が受賞をされる様々な表彰制度があるんです。
表彰されている企業は、各賞において優秀であるので、優良企業である可能性も高いです。また多くの中小企業が受賞されています。
例えば経済産業省による
- 健康経営優良法人認定制度
- グローバルニッチトップ企業100選
- 中小企業IT経営力大賞
- 製品安全対策優良企業
や厚生労働省による
- 働きやすく生産性の高い企業・職場表彰
- 均等・両立推進企業表彰
- えるぼし認定
- くるみん認定
などがあります。
この他にも様々な表彰制度があるので、どんな賞をもらってる会社だと自分の中でいいなと感じるか考えて調べてみましょう。
就活エージェントで優良企業を紹介してもらう
就活エージェントに登録し、エージェントの担当者から中小企業を紹介してもらう方法です。
就活エージェントのビジネスモデルとして、学生が掲載企業に入社してもらうことで、掲載企業から利益を得ることができる仕組みになっています。そのために支援なども無料でしてくれるんですよね。
利益を上げるために紹介する質の悪い担当者もいる場合がありますが、自分の優良企業の基準や企業選びの軸を満たす会社を紹介してほしいと提示することで、それにあった企業を紹介してもらうようにしましょう。
あなたと就活エージェントの担当者との相性も大事です。
複数のエージェントを利用し、一番親身に相談や対策を行ってくれたり、自分に合う企業を紹介してくれるエージェントを見つけましょう。
↓就活エージェントに複数登録して就活のプロに相談する!
キャリセン就活エージェント 新卒就活エージェントなら!【キャリアチケット】 後悔の無い就活を支援するJobSpring↓IT業界を志望している人はレバテックルーキーがおすすめ!
新卒ITエンジニア専門の就活エージェント【レバテックルーキー】中小企業を全く受けないのは危険?就活で中小企業を受けるべき理由を解説!~まとめ~
今回の「中小企業を全く受けないのは危険?就活で中小企業を受けるべき理由を解説!」はいかがでしたでしょうか?
本記事をご覧いただいたことで、大手志望でも中小企業を受けるべき重要性を把握できたかと思います。
自分が中小企業や大手企業をどれくらい受けようか、中小企業を効率的に探したいし、選考対策も合わせてしたい!という方は就活エージェントに無料登録して、自分に合った大手ないし中小企業からの内定を獲得していきましょう。
↓就活エージェントに複数登録して就活のプロに相談する!
- 「キャリセン就活エージェント」
- 「キャリアチケット」
- 「Job Spring」
- 「レバテックルーキー」(IT業界志望の人におすすめ!)