あなたはグループディスカッションに苦手意識を感じていませんか?
グループディスカッションは、
- 出題テーマが予測できず、思うようにアイデアが出る気がしない
- 人見知りで発言しづらい
といった苦手意識がある方必見の内容となっています。
記事を読むことでグループディスカッションへの苦手意識を払拭し、力を発揮して良い評価を得ることができるようになります。
グループディスカッションへの意識を変える
ところであなたはグループディスカッションにあなたはどんな意識を持っていますか?
- 誰よりも発言しないといけない
- いいアイデアを出さないといけない
- 他の就活生と意見が被ったら他の意見を考えないといけない
- 役割がないと不利になる
このように思っていたら、意識を変える必要があります。
これらは就活生が考えがちですが実際正しい考えではない上にグループディスカッションへの苦手意識に繋がってしまいます。
グループディスカッションでは、
- 多く発言したり目立っているから通るという訳ではない
- 必ずしも1人で建設的な意見を出さないといけない訳ではない
- グループで話し合う中で良い結論を出していくことが大切
- 他の就活生の意見と同じ場合も共感し尊重すれば良い
- 役割が無くても議論に貢献できれば高評価がもらえる
まずは、このような意識に変えていきましょう。
グループディスカッションの苦手を克服する具体的な6つの方法
グループディスカッションへの間違った意識を変えることで記事を読む前より苦手を払拭できてきていると思います。
グループディスカッションの苦手を克服するより具体的な6つの方法をさらに紹介していきます。
- 自分から第一声を発する
- 役割の目標を立てておく
- 他者の意見を尊重する
- 相槌や助け船を出して傾聴する
- 自己紹介でメンバーと打ち解け合っておく
- 事前対策を徹底しておく
私自身就活をしていた経験から、苦手を払拭できるものとして効果的だったものをご紹介しているので、是非実践してみてください。
自分から第一声を発する
グループディスカッションが始まってまず第一声を発することを意識しましょう。
あまり聞かない方法かもしれませんが、私自身この方法が好スタートを切る決め手にかなり直結すると思っています。私が就活当時、練習や本番のグループディスカッションを10回以上行った経験から発見しました。
実はみんな緊張しているので、第一声を発することがかなり重荷なんです。4〜5人程度いるので誰かしら最初の一声を発してくれると心のどこかで思っています。
あなたが第一声を発することで、そのまま話の主導権を握ることができるんです。主体性や積極性の高評価に繋がります。(もちろん、自分ばかりが目立ってばかりいるというのではダメなのですが。)
周りの就活生もあなたが第一声を発してくれたことで発言をしやすくなるので良いこと尽くめです。
特に最初は自己紹介や役割決めから入ることがほとんどなので、難しいことを話す必要もなく第一声は発しやすいはずなんです。
初めはメンバーがどんな人たちか分からず不安かと思いますが、思い切って第一声を発言してみましょう。
その後みんな話し出すのですから、誰よりも早く話し出すのは賢明な選択です。
逆に、初めの方に話すことができず、そこから話し出すタイミングが遅くなればなるほど話し出しづらくなります。
役割の目標を立てておく
グループディスカッションへ挑む前に各役割における目標を立てておきましょう。各役割に対してというのは自分が当日どの役割を務めるか分からないからです。
役割は一般的に進行役(ファシリテーター)、書記、タイムキーパー、発表者です。目標を立てておくと、グループディスカッションでやるべきことが明確化します。
漠然と何をすればいいか分からないという事態を防ぎ、立てた目標を達成するために役割を全うすることで、グループの議論に貢献することができます。
だからといって、例えば書記の場合、わかりやすくまとめるということだけに徹して意見を全く言わないと言うのはよくありません。
グループディスカッションで発言は非常に重要です。意見や結論への誘導を行うことを前提に+役割の目標を徹底して行うように意識しましょう。
他者の意見を尊重する
グループディスカッションでは、相手の意見を尊重しながらより良い結論を時間内に出すことが評価をされます。
評価されたいと思うあまり、自分の意見ばかりを無理に押し通そうとしては協調性のない人と低評価になってしまいます。
しかし、相手の意見に必ずしも賛成しきる必要はありません。「〇〇さんの意見に〇〇の視点を足すとより良いと思います。」というように相手の意見を尊重しつつ、改善点や新たな視点などを付け加えましょう。
相槌や助け船を出して傾聴する
他者が発言中に適度な相槌や助け船を出しましょう。
周りの就活生も緊張や不安を抱えています。どんなにグループディスカッションに慣れている人でも評価される場で緊張や不安を抱えるのは当然です。
発言している時に、無表情より相槌を打って「あなたの話をきいていますよ。」「なるほど。」といった雰囲気で聞いてもらえると話していて安心しますよね。
発言が終わった後に、軽い要約や「○○は、最近需要があることですもんね。」という肯定の付け足しを行うのも良いですね。
また、発言中に意見がまとまらなくて戸惑ってしまう人もいます。その際には優しく「○○ということですよね。」と助け船を出してあげましょう。
相手にも感謝されますし、あなた自身も良い評価をされます。
自分の発言内容だけを気にするのではなく、他者が話している時こそ気を抜かずに参加することが大切なんです。
自己紹介でメンバーと打ち解け合う
自己紹介の時間がある場合は、その時間内にできるだけ同じグループの人と打ち解け合いましょう。
打ち解け合って、意見を発言しやすい雰囲気づくりをしておくことは非常に重要です。
打ち解け合えずに緊迫した雰囲気では萎縮してしまい意見の創出が活発にできませんし、結論へ持っていくのに苦労してしまいます。
時間内に結論を出すことは評価の上で大切なポイントです。
同じ就活生なのでグループ内のメンバーはあなたにとってライバルかもしれませんが、良い結論を導いていくためには、より良いチームワークが必要です。
グループの人と協力して活発な議論を行い、良い結論を出すことができればグループ全員が選考に通ることもあります。逆に議論や結論を導くことができなければグループ全員が選考に通らないこともありるのです。
他の就活生を敵だとは思わず、全員選考に進めるように仲間だと思って取り組みましょう。
事前対策を徹底しておく
グループディスカッションに限ったことではないですが、やはり事前対策を行い、準備を整えておくことが大切です。
事前にグループディスカッションの流れや自分の得意な役割の把握、論理的な意見の発想、相手を尊重した傾聴に慣れていると自信が生まれます。
十分に対策をして堂々と自信があると、それだけで評価する側には 良く見えるものです。面接でもそうですが、第一印象の占める影響は大きいのです。
事前対策で具体的に行うことに関してはこちらの記事の中で詳しく解説しています。是非合わせて確認してみて下さい。
~グループディスカッションの苦手な人必見![完全克服法を徹底解説]~まとめ
グループディスカッションの苦手を克服する方法を解説してきました。
グループディスカッションを選考で用いている企業は増えてきています。
初対面の人とその場で与えられた議題についてディスカッションすることを苦手に感じることは当然です。しかし、適切な対策をすれば苦手を克服することができます。
1つ1つ対策をしていき、グループディスカッションの苦手意識を克服していきましょう。